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キルティング・パッチワーク
OLFA Craft 🇺🇸

ストリングブロックの作り方

How to Make a String Block!

スクラップ活用から生まれた「ストリングブロック」の魅力
「ストリングブロック」は、キルティングの世界で長年愛されてきた技法です。元々は、生地の端切れを無駄なく使い切るための実用的な方法として誕生しました。一般的なキルティングのように正確な形に生地を裁断するのではなく、細長い生地のストリップを縫い合わせることでデザインを構築していくのが特徴です。この技法は、生地の切れ端を有効活用するだけでなく、その柔軟性から現代のキルターにも高く評価されています。特に、様々な生地の組み合わせや色の実験に最適であり、自由な発想で作品を制作できる点が魅力です。

ストリングブロックの基本的な作り方
ストリングブロックの制作は、初心者でも取り組みやすいシンプルな工程です。まず、土台となる生地(ファンデーション生地)を準備します。これは、ストリップを縫い付けていくベースとなる生地で、通常は薄手のコットン生地などが用いられます。次に、様々な色や柄の細長い生地のストリップを準備します。これらのストリップは、幅や長さが不揃いでも問題ありません。最初のストリップをファンデーション生地の端に配置し、ミシンで縫い付けます。その後、次のストリップを最初のストリップに重ねて縫い付け、縫い代を倒してアイロンで平らにします。この工程を繰り返し、ファンデーション生地全体がストリップで覆われるまで続けます。ストリップの配置や色の組み合わせによって、無限のデザインバリエーションが生まれます。

ストリングブロックで広がる表現の可能性
ストリングブロックは、その自由度の高さから、様々なクリエイティブな表現を可能にします。例えば、ストリップの幅を均一にすることで整然とした印象のブロックを作ったり、あえて不揃いな幅のストリップを組み合わせることで、よりダイナミックで有機的なデザインを生み出すこともできます。また、色の濃淡や柄のコントラストを意識してストリップを配置することで、視覚的に奥行きのある作品に仕上げることも可能です。完成したストリングブロックは、単体でコースターや鍋敷きとして使用したり、複数枚を繋ぎ合わせてタペストリーやブランケット、バッグなどの大きな作品に仕立てたりと、用途も多岐にわたります。端切れを有効活用しながら、自分だけのオリジナル作品を制作できる、環境にも優しい魅力的なキルティング技法と言えるでしょう。
実践ヒント
  • ストリングブロックの土台には、薄手のコットン生地や不要になったシーツなどを活用すると良いでしょう。
  • 細長い生地のストリップは、幅や長さをあえて不揃いにすることで、より自由で個性的なデザインが生まれます。
  • 縫い代を倒す際は、アイロンでしっかりと平らにすることで、仕上がりが美しくなります。

関連ツール

ミシン
ロータリーカッター
キルティング定規

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